平成21年度 大町商工会議所青年部スローガン

合言葉は「3フレッチェ」(3本の矢)
~輝く人と企業、輝く地域へ~

大町商工会議所青年部

平成21年度 会長 坂井良平

会長所信

はじめに

~コミュニケーションから始めよう~
合理性、効率性が優先される現代社会においてコミュニケーションの欠落が、人と人との繋がりを希薄にしています。人は互いにコミュニケーションをとることで相互理解が図れるわけで、利便性ばかり追い求めるあまり、“心の絆”を失いかけていると思います。
絆とは心の中に生まれる一体感や連帯感です。そしてそれは信頼関係がなければ成り立つものではありません。
私たちYEGは連帯して夢に向かいます。
地域社会の発展と商工業の振興を実現するために、会員相互のコミュニケーションを密にし、若者らしく「若さ」と「情熱」そして「広い視野」をもって行動して行きましょう。

新たな大町YEGのカタチ

~これからを見据えた大町YEGのあるべき姿とは?~
いうまでもなくYEG活動の根幹は委員会活動そのものにあると思います。
YEGの原点である「綱領・指針」「YEG宣言」に基づいた実効性の高い活動を一致団結して行うため、これまで同様、組織の創造的改革をしていきたいと思います。
委員会運営の充実がまさに組織の充実に、そして及んでは私たちが標榜して止まない地域社会の発展と商工業の振興へ発展するものと確信しています。
また将来を見据えた会員の拡大が急務です。
豊かな郷土を築くために挑み続けるYEGとして、質の高い事業を展開していくことが高い評価を受けると共に自ずと会員拡大にも結びつくのではないでしょうか。
人は人によって磨かれ、人と人が出会うことで影響し合い、人に惹かれて力を発揮するものだと思います。
私たちYEGは連帯の証として和をもって行動し、新たな仲間の輪を拡げていきましょう。

輝く「人・企業」へ

~YEGとして、魂を揺さぶられる経験をしないか!~
真の友を得る。感動を分かち合う。それは心ときめく・・そんな体験をできるのが、YEGであります。
自己修練に燃え、商工業発展のために挑む… そんな団体が他にあるでしょうか?
一人ひとりのYEGは自企業発展の原点として、また次代の先導者として地域社会の発展と商工業の振興に貢献できる人づくりのため、私たちは更なる資質向上を図らなければなりません。
一人ひとりが人間的に成長したとき、私たちは必ずや国の礎となることでしょう。
YEG精神の下に、弛まぬ研鑽と多くの友との交流を通して更なるスキルアップに努めましょう。

輝く「地域」へ

~今、真の地域力が試されるとき~
2000年代初頭から始まる「構造改革」はこの国を、そして私たちの地域の在り方を、既に大きく変えています。「官から民へ」「中央から地方へ」ということが叫ばれる中で、私たちの地域は何が変わったのでしょうか…。
私たちはこのことに真摯に向き合わなくてはなりません。また、50年後の極端な人口減少時代の到来を前に、この地域の未来は一体どうなってしまうのでしょうか?
21世紀は「地域主権」「市民主導」「地域間競争の時代」そして「個性のある地域づくり」を展望する時です。
「この地域の未来に対し誰が責任を負うのか…」その答えは私たち一人ひとりが持っていることに気づかなくてはなりません。
輝く地域であるために、各自が社会の一員として公共的な意識を持ち、地域社会のことを他人事ではなく、自分のことと捉え、地域社会に対して自分は何が出来るのか、また自分がやるべきことは何なのかを皆が真剣に考えることが大切ではないでしょうか。
今こそ私たちYEGが立ち上がる時です!「自分たちの地域は自分たちで創る」そんな気概を持って積極的に挑んでいきましょう。

輝く「YEG」へ

大町YEGは本年度、創設18年目を迎えました。
多くの先輩諸兄が、愛する私たちの郷土のために挑み続け、今も私たちに受け継がれている事業があります。
新しい仲間が次々と増え、活動資金も潤沢にある…。
残念ながらその環境にはない私たちにとって、この先輩諸兄から託された「夢」や「希望」をいかに進化、そして発展させていくかが最も重要なことだと思います。

「青年部祭」
~PR・収益性・実利益の追求!今こそ大町YEG版ビジネスモデル構築の時~
本年度、青年部祭は第7回目の開催となります。大町YEGのPRの場、また収益の場であった従来の枠組みに加え、地域の賑わい創出とメンバー自企業の実利益の追求というテーマに向かって、今、脱皮の時を迎えています。

「エリアサミット・イン・おおまち」
~それは、愛する郷土を思う青年たちの情熱から始まった!~
豊かで住みよい地域を創造していくために、私たちは今、何をなすべきか。
愛する郷土の未来予想図を描き続けたエリアサミットは、私たちの象徴です。
多くの学びをエネルギーに、勇気と情熱を持って活力ある郷土を取り戻すため、先導者としての第一歩を踏み出していきましょう。

「親睦交流」
~すべてのYEGは、連帯の証となる~
私たちは連帯の証として、会員相互の親睦交流に努めなくてはなりません。
ここYEGに集う者は、皆仲間として語り合い、心と心を結びながら歩み続けます。
そして氷見、黒部両YEGとの絆も更に深めながら、少しづつ将来への展望を語り始める時が来ています。

おわりに

~YEGに集うのが目的ではない。輝く未来への架け橋は、私たちYEGから始まる!~
目先の成功だけを求めるより・・「大きな夢を叶えようじゃないか!」
私たちYEGが追い求める「地域社会の発展と商工業の振興」実現に終わりはなく、また地域づくりの手法やスタイルも時代の流れと共に変化していると思います。
しかし「誰のために」「何のために」「何故行動するのか」といった物事の本質を追い求める姿勢は常に不変であり続けます。
メンバー同士が熱く議論をし、汗を流すことで地域の先導者としての人間的な資質を養っていく・・
それが時代を先駆けるべき私たちYEGの責務です!

 私たちYEGは、夢を掲げ、思い続け、諦めないで行動する。
愛する郷土の礎として・・魂をこめて・・行動して行きましょう!

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