26年度 大町商工会青年部スローガン

勇気と知恵を振り絞ろう!!

大町商工会議所青年部

平成26年度 会長 宮澤 丈

会長所信

昨年、2020年のオリンピック開催地が東京に決定すると、日本中に歓喜の渦が巻き起こりました。株価も好調に推移すると同時に円安も加速し、アベノミクスも一定の成果が得られたと言っても過言ではありません。
しかし、好景気の恩恵がもたらされているのは、ごく一部の大企業ばかりで
地方の中小企業では、未だに好景気の実感を得ることが出来ていません。
また平成26年4月からの消費税増税も決定し、増税直前の駆け込み需要はあったものの、増税後の不安は払拭出来ません。

時代を振り返ると、戦後の衰退しきってしまった日本を世界有数の経済大国へと押し上げることが出来たのは何故か? 私なりに考えてみますと、どんな困難にも立ち向かう姿勢、そして資源が乏しいからこそ知恵を振り絞った努力の賜物ではないかと考えます。
大町商工会議所青年部では、失敗を恐れない果敢な姿勢、そしてメンバー各々の持つ斬新なアイディアを何よりも大切にしていきたいと考えます。

オリンピック、ワールドカップなどはもちろん、地方においては、ゆるキャラ、B級グルメなど難しい経済指標では紐解けない、人々を消費活動へと導き思いがけない経済効果をもたらす事例があります。
「景気」の“気”という字を「気持ち」の“気”と言い換える経済学者も少なくありません。その「気持ち」を地域に伝播していくことこそ、我々商工会議所青年部をはじめとする青年経済人の責務であると考えます。

この地域には地域高規格道路松本糸魚川連絡道路の整備促進、中心市街地の活性化、雇用の創出などの問題が山積しています。私自身、地域高規格道路建設推進の署名活動などに携わってきました。しかし、一部着工が始まっているものの、課題は未だに多く残されています。また、中心市街地は大規模小売店の進出、少子高齢化に伴い衰退の一途を辿っています。本年度は、これらの問題に重きを置きながら、青年部だからこそ出来る新しい発想と行動力をもって取り組んで参ります。
また会員の拡大、相互の交流、若手メンバーの育成、他団体との交流も重要な活動です。積極的に大町商工会議所青年部を対外的にアピールすることによって、地域の皆様にご理解をいただきながら、ひいては会員拡大に繋げて参ります。
将来、子供たちや若者たちが「このまちに生まれて良かった」と実感できる夢と希望に満ち溢れる「まちづくり」に貢献していく所存です。

基本方針

  • 地域高規格道路に関わる活動の推進
  • 中心市街地活性化への貢献
  • 会員の拡大、交流の充実、資質の向上
  • 積極的な情報発信

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