令和5年度 大町商工会議所青年部定期総会がありました

令和5年度会長 勝野 和教

このたび、私は第33代大町商工会議所青年部会長に就任をいたしました。歴史と伝統のある青年部の会長を担う重責に、身の引き締まる思いでございます。

大町商工会議所青年部に入会してから11年、さまざまな経験をさせていただき、自身の成長の糧にすることができました。そして苦楽を共にしたかけがえのない仲間に恵まれて今の私がいます。しかし、未だ収束しない新型コロナウイルスの感染拡大により、事業や総会も近年は縮小しての開催が続いております。仲間や先輩と顔を合わせる機会も以前より少なくなり、寂しく感じる時があります。また、以前より会員数も減少している為、少し元気が無い青年部になってしまっている気がします。そんな状況を打破すべく、令和5年度はコロナ禍の中でもできる事を探し、極力制限なく活動することにより、青年部の活性化を図りたいと考えます。

まず、青年部祭の開催です。令和2年度、私は青年部祭の企画、運営を担当する委員会の理事でしたが、コロナの影響で地域のイベント等も中止、縮小が余儀される中、青年部祭を開催することができませんでした。過去17回開催されている大町商工会議所青年部の伝統事業を4年ぶりに復活させ、地域の賑わいの創出、地域の皆さまと触れ合える祭りを実施してまいります。

次に、青年部の活性化に会員拡充は重要課題と考えます。年齢の縛りがある組織の為、新たな会員を迎え入れなければ会員数は減少、会も衰退していってしまいます。課題を解決する為に入会希望者が青年部に何を求め、何を望むのかを考え、会員拡充に特化した事業を企画し、未知の可能性を秘めたエネルギー溢れる若い世代の皆さまに興味を持っていただける青年部にならなくてはいけません。

このような事業、活動を展開していくには、総会や諸会議で意識の共有を図り、組織の円滑な運営、会員間の連携をより強固なものにしなければなりません。また、地域の青年経済人として活動する姿や地域に貢献できる素晴らしさなど青年部の魅力を、会報こまくさやSNSで情報発信していくことで地域の皆さまにPRしていきたいです。

令和5年度、私たち青年部は熱い想いを持って事業に取り組む、コロナに打ち勝つという思いを込め【一勝懸命】をスローガンに掲げました。どんな状況下でも大町商工会議所青年部は歩みを止めるわけにはいきません。活気と希望に満ち溢れる青年部、そして地域に必要とされる青年部となれるよう、邁進してまいります。

地域交流委員会委員長 山上 賢治

地域交流委員会の委員長として、これからの新時代を切り開くきっかけになりたいと考えております。まず、地域の方々や青年部メンバーが活気にあふれ、交流が盛んに行われる場を創出するために、やまびこ祭りとタイアップし青年部伝統行事でもある青年部祭を復活させます!そして、地域の発展に貢献していくことの一環として、若手後継者等育成事業にも力をいれていきたいと考えております!その為にもまずは、自分たちが楽しみながら1年間活動してまいりますのでよろしくお願いいたします。わっしょ〜い!!

会員拡充委員会委員長 神社 啓太

今年度、会員拡充委員会では「共感の輪を広げ、地域・企業に愛される青年部」をテーマとし、事業を通じて大町YEGの存在意義、活動目的を会員全員が理解することを目指します。皆が同じ方向を向き、事業を展開することで地域を支える企業、市民へと共感の輪を広げていき、「私もやってみたい」と自発的な会員候補者が発生する循環を築いていく必要があると考えています。そして、会員拡充や地域課題を解決に導くために、他団体、企業、自治体に対して調査やヒヤリングを行い、青年部活動への理解を得ながら事業を構築していきます。

総務広報委員会委員長 古平 純也

ここ数年コロナの影響で情勢も大きく変化しましたが、復興の兆しが様々な所で見られるようになり、青年部としてもコロナ以前の活動は元より、新しい時代に合わせた動きも必要と感じております。総務広報委員会では、4月に3年ぶりとなる定期総会を実施することができました!他委員会とも連携を図りながら新しい流れに融和し、地域の発展に貢献していきたいと考えております。よろしくお願いします!

青年部会長を終えて 令和4年度会長 山上 賢治

青年部会長という肩書きに縛られることなく、自分なりに行動し、新たな試みに挑戦することができました。青年部メンバーたちと一緒に「秋フェスin鹿島槍」を開催した際には、自分がサランラップ巻いてPRすることになる日が来るとは思いませんでした(笑)。

運動会を開催して、青年部メンバー同士の交流だけでなく、他団体とのたくさんの交流もでき、ビジネスの知見やネットワークを広げることができました。

会長就任前は、自分には何もできないと思っていたのですが、青年部メンバーたちと協力して、自分の可能性が広がった気がします。新規入会者を増やす想いは成し遂げられなかった事が心残りではありますが、令和5年度会長に想いを託します。

皆様一年間支えていただきまして、ありがとうございました。